年収1,800万の手取りは?税金や生活レベル、貯金額や職業を解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • 年収1,800万円の手取りを知りたい
  • 年収1,800万の税金や保険料を知りたい
  • 年収1,800万の生活レベルや職業を知りたい

上記のように考えているかもしれません

今回は、そんなあなたに向けて「年収1,800万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などをお伝えしていきます。

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年収1,800万円の手取りはどれくらい?

年収1,800万の手取り

年収が1,800万円の方の手取りは、税金や社会保険料が引かれて約1,200万円です。

1か月の手取りは、年間ボーナスが4か月分と仮定して計算すると約75万円、ボーナスがない場合は約100万円になります。

年収1,800の手取りとしては、税金が引かれている分少なく感じてしまいます。

【男女割合】年収1,800万円の人はどれくらいいる?

多く稼ぐ

国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収1,800万円を得ている人は、全国の給与所得者の約0.55%にあたります。

0.55%は、200人に1人もしくは2人いる程度の人数なので、とても少ないことが分かります。

年収1,800万円を得ている女性の人数はさらに少なく、男性の6分の1の割合のため、1,200人に1人もしくは2人いる程度と、ほんの一握りしか全国にいません。

女性と男性の年収の割合に大きく差がでている理由として、女性は男性と比べると非正規雇用の割合が多いということがあげられます。

現代では、共働きの夫婦が増加していますが、結婚や出産、介護などのライフステージの変化が多数あることに伴い、雇用形態を変えざるを得ない状況が発生することが一つの要因として考えられます。

ただ、男性でも育児休暇や介護休暇を取得する割合は、少しずつではありますが着実に増えているため、今後長い目で見ると、女性の平均年収も増加するのではないでしょうか。

年収1,800万円の所得税・住民税・社会保険料

年収1,800万の税金面

年収1,800万円の場合の手取りは以下の表のようになります。

年収1,800万円の手取りイメージ
年収1,800万円
所得税約300万円
住民税約140万円
社会保険料約160万円
手取り約1,200万円

個人年収が1,800万円の場合は、所得税や住民税、社会保険料で約600万円引かれます。

各税金や社会保険の詳細は下記の通りです。

【各税金について】

  • 所得税:個人の所得にかかる税金で、1年間の所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算した金額
  • 住民税:教育、福祉、消防・救急、ゴミ処理といった行政サービスをまかなうための税金で、市町村民税と道府県民税がある

【社会保険について】

  • 医療保険:万が一、病気やケガで通院・入院した際に、医療費負担を軽減してくれる制度
  • 年金保険:20歳以上の全国民が加入する、老後のための準備資金
  • 介護保険:40歳以上の全国民が加入し、介護が必要になった高齢者を社会全体で支えるしくみの介護制度
  • 雇用保険:労働者が失業した際に必要な給付を行い、労働者の生活及び雇用の安定、再就職の援助を行うことを目的とした雇用に関する総合的な機能をもった制度
  • 労災保険:業務上、または通勤による労働者の負傷・疾病・障害・死亡に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度

年収1,800万円分頑張って働いても、給料の3分の1は税金や社会保険料で引かれてしまうと考えると、やるせないです。

年金保険については、今後の老後に支給される金額が減少する可能性や、支給開始年齢が上がる可能性があるため、自分自身でも老後のための貯金をする必要があります。

現在の給料から貯金に回せる金額を増やすためにも、ふるさと納税による節税や投資運用もおすすめです。

世帯年収が1,800万円の場合は、扶養家族がいると所得税や住民税に対しての控除があるため、手取りは独身よりも多くなり、引かれる金額が約475万円と、個人より夫婦で稼ぐ方がお得であることが分かります。

年収1,800万円の生活レベル

危ない理由

年収1,800万円の場合の生活レベルがどれくらいなのかを解説していきます。

実家暮らしの場合

実家暮らしの場合は、家賃や光熱費がかからず家に5万円入れたとしても、とても余裕のある暮らしができます。

貯金額は、ご自身の趣味やライフスタイルによって変化しますが、最低限の娯楽交際費で計算した場合の金額です。

近年では、お家時間が増え家の中で手軽に出来る、筋トレやヨガ、料理などお金をあまりかけずに楽しめる趣味をする方が増えています。

逆に、お金がかかる趣味や娯楽は、課金制のゲームや会員制のジム、ゴルフなどです。

今現在の自分自身の趣味が、お金のかかるタイプであればその分、趣味娯楽費にプラス1万円〜10万円して計算した方がいいでしょう。

実家暮らしの生活イメージ
家に入れるお金5万円
通信費1万円
娯楽交際費1万円
貯金64万円

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合は、東京都心部で生活するとしても、貯金が40万円以上でき、余裕のある暮らしができます。

一人暮らしの生活は、実家暮らしと比較すると出費金額が増えますが、外食や趣味、賃貸マンションのレベルを上げるなど、ご自身の重視する項目にお金を自由にかけられる余裕があります。

家賃13万円は、東京都心部の1LDKの平均金額のため、リモートで仕事部屋が必要な方は最低でも2部屋は必要です。

2LDKの場合だと、家賃が20万円以上する物件が多いため、部屋数や条件に合わせてプラス10万円で見積もって計算した方がいいでしょう。

一人暮らしの生活イメージ
家賃13万円(東京都心部の1LDKの平均)
光熱費1万円
通信費1万円
食費5万円
雑費3万円
娯楽交際費5万円
貯金47万円

結婚・子育てをする場合

結婚・子育てをする場合は、家や車のローンが増えるため出費が多くなりますが、家族4人で暮らす分には少し余裕のある生活ができます。

出費の金額は、子供の人数や年齢、住宅がマンションなのか一戸建てなのか、分譲住宅なのか注文住宅なのかによっても金額に差が出てしまいますが、結婚・子育てをする場合の参考にしてください。

子供の人数や年齢が変わると、主に食費や教育費の増減があります。

幼少期であれば、食べる量も少ないですが、離乳食の購入や食べるものに細心の注意を払わなくてはなりません。

教育費では、保育園なのか幼稚園なのか、私立なのか公立なのか、運動部なのか文化部なのか、など子供の成長と共にお金のかかるポイントに変化があります。

そのため、子供の人数や年齢に合わせて、食費や教育費に数万円プラスで加算する必要があるでしょう。

結婚・子育てをする場合の生活イメージ
家のローン10万円(首都圏の分譲一戸建てのローン平均)
車のローンと維持費5万円
光熱費2.5万円
通信費4.5万円
食費9万円
雑費3万円
娯楽交際費10万円
お小遣い5万円
教育費2.5万円
貯金18.5万円

年収1,800万円の人の家賃目安

お金と電卓

家賃の目安は、給料の手取り金額の3分の1程度が望ましいと言われているため、上限35万円まで検討することが可能です。

都心の賃貸マンションで家賃が35万円というと、フロントサービスやスカイラウンジがある高級マンションに住むことができます。

都心部の賃貸マンションの家賃平均は13万円のため、会社から近い物件や広い部屋に住みたい、築浅物件を希望など、幅広い選択肢の中から自分自身に合ったマンションを好きに選べます。

年収1,800万円の人の貯金額

年収

貯金額の目安は手取り金額の3割と言われているため、年収1,800万円の人の貯金額は、おおよそ年間360万円です。

貯金額は、年代や趣味にかける金額、独身者なのか既婚者なのかなどによって変わりますが、一人暮らしのおおよその金額になります。

年代やライフスタイル別の貯金額の平均は、下記の通りです。

貯金額
20代独身363万円
既婚者524万円
30代独身1,002万円
既婚者735万円
40代独身1,747万円
既婚者1,014万円
50代独身2,375万円
既婚者2,062万円

年収1,800万円の人はどんな仕事に就いている?

転職

年収1,800万円の人は、以下のような仕事をしていることが多いです。

  • 会社役員
  • 都道府県副知事
  • 医者

年収1,800万円の人の職業は他にも、外資系金融や経営コンサルタント、戦略コンサルタント、経営幹部など、企業の経営に関わる仕事があります。

年収1,800万円の職種は、専門知識を必要とすることが多いため、なりたいと思ってももすぐになれる職業ではないことが分かります。

将来、年収1,800万円以上の仕事をするためには、専門的な学校に通うことや資格を取得して、知識を重ねることが一番の近道ではないでしょうか。

年収1,800万円から収入を上げる方法

ランキング

年収1,800万円から収入を上げる方法としては、

  • 現在の会社での昇進や昇給
  • さらに年収の高い会社への転職
  • 副業

などがあります。

一部の会社を除いて、多くの企業では定期的な昇給があり、年齢や経験を積むことで昇進もあります。

昇給や昇進は、給料面で支給額が増えますが、短期間で年収を大きく上げるほど貰えることは少ないため、数年もしくは数十年単位での時間を要します。

年収の高い会社へは、転職サイトやヘッドハンティングによる転職があります。

転職する場合には、表面上だけでは見えない部分をしっかりと見ていくことが必要なため、転職する会社に知り合いがいれば詳細に話しを聞くことや、高収入専門の転職エージェントに力を借りることが必要不可欠です。

副業は、副業専用サイトに登録することで、在宅ワークや単発バイトをすることが給料とは別に稼ぐことができます。

副業は、本職の会社で禁止されている場合もあるため、必ず調べてから行う必要があります。

年収を上げるには転職が一番手っ取り早いですが、転職は容易ではなくリスクを伴うため、慎重に行動に移しましょう。

年収1,800万円の手取りや生活レベルまとめ

木製人形とまとめ

この記事では「年収1,800万の手取りや税金、生活レベルやどんな仕事の人が多いのか」などについて解説しました。

年収1,800万円の手取りは1,200万円であり、全国で見た割合は200人に1人と、限られた人しか得ていない年収額ということが分かりました。

税金は、年収が上がれば上がるほど金額が大きくなり、年収1,800万円の場合は約600万円引かれますが、独身者か既婚者かによっても金額が大きく変わるため、共働きで稼ぐことやふるさと納税を活用することがおすすめです。

生活レベルは、実家暮らしや独身の一人暮らしの場合は、自分自身や趣味にお金をかけられる余裕があり、配偶者や子供がいる場合は、教育費に大きくお金をかけなければ、ある程度余裕のある暮らしをすることができます。

年収1,800万円の仕事は、専門知識が必要な職種が多く、だれでも就ける仕事ではありませんが、若い内から専門の大学や資格のための勉強をすることで、高収入の仕事に就く機会を増やすことができます。

年収1,800万円稼ぐということは、稼ぐことの大変さや仕事の重み、責任感がより一層増えるため、強い意志と信念を持った人だけが得ることができる年収であるでいえるのではないでしょうか。