海外FXスワップポイント比較｜計算方法やおすすめ業者を解説

この記事を読んでいるあなたは、

• 海外FXのスワップポイントを比較したい
• スワップポイントでおすすめの海外FX業者を知りたい
• 海外FXのスワップポイントを計算する方法は？

上記のように考えているかもしれません。

この記事では「海外FXスワップポイントおすすめ業者や、計算方法、両建て」などについてお伝えしていきます。

「海外FX業者の数が多すぎてどこで登録したら良いか分からない」「とにかく有名で日本人に人気な業者を利用したい」という方は、以下の3つの業者が特におすすめです。

なお、スワップポイントを含めた日本人トレーダーに人気の海外FX業者については、海外FXおすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

海外FXスワップポイント比較表

海外FX業者ごとのスワップポイントについて、以下にまとめました。

※2024年1月時点でのスワップポイントを記載しています。スワップポイントは日々変動するため、注意してください。

そもそもスワップポイントとは

スワップポイントとは、2ヶ国の通貨を売買した際の金利差から得られる利益で、金利差調整分ともいいます。

ポジションを決済して損益を確定させるまで、スワップポイントは毎日獲得し続けられます。

また、一定通貨分のポジションを建てるためには必要証拠金を用意しなければなりません。

しかし、FXではレバレッジを効かせると、少ない必要証拠金でもスワップポイントを効率的に獲得可能です。

スワップポイントは海外FX業者によって異なる

スワップポイントは、海外FX業者によって設定が異なります。

同じ通貨ペアであったとしても、スワップポイントの大小や計算方法が業者で異なる点が、海外FXならではといえるでしょう。

例えば、海外FX2社では、スワップポイントの計算方法が以下のようになります。

• XMTrading：スワップ値×少数桁数×通貨単位×取引ロット数
• AXIORY：スワップ値×通貨ペアレート

業者選びの際には、各国の金利差だけでなく、スワップポイントも確認しておく必要があります。

スワップポイントはロールオーバー時に発生する

スワップポイントはロールオーバー時に発生するため、決済のタイミングに注意が必要です。

ロールオーバーとは
└ポジションを保有したまま、翌営業日に持ち越すこと。FXでは、ニューヨーク市場が閉まるタイミングでロールオーバーされ、スワップポイントが付与される。

海外FX業者ごとのスワップポイント発生時間を、以下にまとめました。

海外FX業者	スワップポイント発生時間
XMTrading	夏時間：朝6時 冬時間：朝7時
FXGT	夏時間：朝6時 冬時間：朝7時
BigBoss	夏時間：6:00〜6:05 冬時間：7:00〜7:05
Exness	夏時間：朝6時 冬時間：朝7時
AXIORY	夏時間：朝6時 冬時間：朝7時

なお、夏時間とは「3月第2日曜日～11月第1日曜日」で、冬時間は「11月第1日曜日～翌年3月第2日曜日」の期間となっており、1時間差がある点に気を付けましょう。

また、海外FX業者のほとんどで日本時間の木曜日朝に週末の土曜・日曜日分のスワップポイントが合計3日分付与され、スワップ3倍デーとも呼ばれています。

海外FXのスワップポイント確認方法

海外FXのスワップポイントを確認する方法は、以下の通りです。

• 方法①：海外FX業者の公式サイト経由で確認する
• 方法②：取引ツール(MT4/MT5)から確認する

方法①：海外FX業者の公式サイト経由で確認する

スワップポイントを公開している海外FX業者では、公式サイト経由で確認できます。

例えば、XMTradingのスタンダード口座では以下のように確認可能です。

出典：https://www.xmtrading.com/jp/forex-trading

各業者が用意している口座タイプによっては、スワップポイントが異なる場合もあります。

なお、スワップポイントは必ずしも公式サイトに掲載されているわけではありません。

公式サイト内に掲載されていない業者の場合は、もう1つの方法である取引ツールを確認してみましょう。

方法②：取引ツール(MT4/MT5)から確認する

公式サイトにスワップポイントを掲載していない業者は、取引ツール(MT4/MT5)から確認する方法があります。

MT4での確認手順は、以下の通りです。

• 「気配値」の通貨ペア一覧でスワップポイントを確認したいものを右クリック
• 「仕様」をクリック
• 表示された取引条件を下にスクロールするとスワップポイントが記載されている

なお、表示されているスワップポイントの単位は「ポイント」のため、円に換算する必要があります。

海外FXのスワップポイント計算方法

海外FXのスワップポイント計算方法を解説していきます。

なお、計算方法については「クロス円」と「クロス円以外」で異なるため、順番に見ていきましょう。

クロス円でのスワップポイント計算方法

クロス円以外でのスワップポイント計算方法

こちらも下記の条件で、実際にスワップポイントを換算してみましょう。

• USD/TRYのスワップポイント：512.7(売りスワップ)
• 通貨単位：10万通貨
• ロット数：1ロット
• TRY/JPYの為替レート：4.82

スワップポイント(円)=512.7×4.82(為替レート) =2,471円

上記では、USD/TRYをショートポジションで1ロット保有した場合、1日あたり2,471円のスワップポイントを獲得できる計算です。

海外FXスワップポイントおすすめ業者10選！

スワップポイントで選ぶ際、おすすめの海外FX業者を紹介します。

• XMTrading
• FXGT
• BigBoss
• Exness
• AXIORY
• TitanFX
• IS6FX
• Land Prime
• FBS
• IronFX

XMTrading

出典：https://www.xmtrading.com/jp/

XMTradingは、海外FX業者の中で安全性・信頼性の高さが魅力の大手ブローカーです。

最大レバレッジは1,000倍となっており、日本だけで口座数100万超えと、大勢のトレーダーから支持されています。

また、日本語によるサポートや国内業者と同等のスピードで入出金ができ、FX初心者でも利用しやすいでしょう。

定期的に開催されているFXウェビナーは無料で受講可能のため、中・上級者にとっても価値のあるサービスを提供しています。

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XMTradingのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	1,233円	-3,036円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-1,049円	161円
EUR/JPY (ユーロ/円)	881円	-2,699円
GBP/JPY (英ポンド/円)	1,690円	-3,750円
GBP/USD (英ポンド/ドル)	-644円	-500円

なお、スワップポイントがプラスであれば利益となり、マイナスであれば支払うコストとなります。

上記の場合、GBP/JPYはロングポジションでの利益は最も狙いやすいですが、ショートポジションでのコストも高いためリスクを考慮しなければなりません。

公式サイトには「スワップ計算機」が用意されており、XMTradingにおける現時点のスワップポイントを知りたい際に便利です。

XMTradingの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	ドル円：平均1.6pips(スタンダード口座)
金融ライセンス	セーシェル金融庁 モーリシャス金融サービス委員会
設立	2009年
運営会社	Tradexfin Limited
公式サイト	XMTrading公式サイト

FXGT

出典：https://fxgt.com/ja

FXGTとは、2019年開始の比較的新しいブローカーで、最大レバレッジ1,000倍やキャンペーンが豊富な点が魅力です。

トレーダーの資産保護のために損害賠償保険へ加入していたり、FSA(セーシェル金融庁)など証券ディーラーライセンスも保有したりする、安全性の高さも人気となっています。

また、ゼロカットシステムを採用しており、損失リスクは少なくハイレバレッジ取引が可能です。

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FXGTのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	1,205円	-3,405円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-1,005円	137円
EUR/JPY (ユーロ/円)	1,413円	-2,357円
GBP/JPY (英ポンド/円)	2,205円	-3,386円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-561円	-402円

公式サイト「FXGTのスワップポイント」で、日々の情報が確認できます。

上記の場合、利益が最も狙いやすい通貨ペアはGBP/JPYのロングポジションです。

一方、最もコストがかかる通貨ペアはUSD/JPYのショートポジションのため、リスクに注意しましょう。

FXGTでは、スワップポイントだけの出金はできず、利益はポジション決済後に出金可能です。

FXGTの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	ドル円：平均1.5pips
金融ライセンス	セーシェル金融庁 キプロス証券取引委員会
設立	2019年
運営会社	360 Degrees Markets Ltd
公式サイト	FXGT公式サイト

BigBoss

出典：https://www.bigboss-financial.com/

BigBossとは、業界最高水準の最大レバレッジ2,222倍が特徴の海外FX業者です。

ゼロカットシステムも導入して追証がないため、ハイレバレッジ取引を楽しみたいトレーダーに向いています。

平日10時〜24時はカスタマーサポートによる日本語での問い合わせにも対応しており、トラブルの際も安心して利用できるでしょう。

海外FXの基礎が学べるコラムは、金融に関する情報が満載でFX初心者必見です。

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BigBossのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	254円	-2,805円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-1,134円	-180円
EUR/JPY (ユーロ/円)	868円	-2,486円
GBP/JPY (英ポンド/円)	426円	-3,476円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-602円	-175円

BigBossの公式サイト「BigBossのスワップについて」で、リアルタイムの最新情報が確認できます。

なお、BigBossはスワップポイントの算出公式が「BigBoss スワップ値 ＝ インターバンク金利＋ファンディングコスト」となっています。

上記にある表の場合、利益が最も狙いやすい通貨ペアはEUR/JPYのロングポジションです。

一方、最もコストがかかる通貨ペアはGBP/JPYのショートポジションのため、リスクに注意しましょう。

BigBossの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大2,222倍
スプレッド	ドル円：平均1.6pips
金融ライセンス	LLC(セントビンセント・グレナディーン金融庁)
設立	2013年
運営会社	Big Boss Holdings Company Limited
公式サイト	BigBoss公式サイト

Exness

出典：https://www.exness.com/ja/

Exnessとは、数ある海外FX業者の中で唯一、無制限レバレッジを提供しているブローカーです。

ただし、ボーナスやキャンペーンが用意されていないため、資金に余裕がないトレーダーには不向きかもしれません。

一方、自己資金のあるトレーダーであればゼロカットシステムやロスカット水準0%で無制限レバレッジの取引ができるため、Exnessのメリットを最大限得られるでしょう。

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Exnessのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	0円	-249円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-86円	0円
EUR/JPY (ユーロ/円)	0円	-278円
GBP/JPY (英ポンド/円)	0円	-303円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-31円	-8円

Exnessでは、特定銘柄がスワップフリーで取引可能となっており、長期保有でのマイナススワップによるコストを解消できます。

上記の表で分かる通り、ほとんどの銘柄でプラススワップがなく、スワップポイント狙いの取引には不向きでしょう。

公式サイト内にある「Exnessのスワップポイント」にて最新情報が確認できるうえ、スワップポイントの自動計算が可能な「投資計算機」も用意されているためぜひ活用してください。

Exnessの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	無制限
スプレッド	ドル円：平均1.1pips
金融ライセンス	セーシェル金融庁 キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行 英領バージン諸島金融サービス委員会
設立	2008年
運営会社	Exness (SC) Ltd
公式サイト	Exness公式サイト

AXIORY

出典：https://www.axiory.com/jp

AXIORYとは、99.99％の高い約定力と業界トップレベルの低スプレッドが魅力の海外FX業者です。

また、2023年12月に「マックス口座」が新設され、これまでの最大レバレッジ400倍から1,000倍となりました。

ボーナス・キャンペーンは不定期開催で少ないですが、機能面のバランスを重視したいトレーダーやスキャルピング取引を楽しみたい方に向いています。

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AXIORYのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	838円	-2,481円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	279円	-936円
EUR/JPY (ユーロ/円)	747円	-2,088円
GBP/JPY (英ポンド/円)	1,023円	-3,194円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-671円	-523円

AXIORYの公式サイト「FX(通貨ペア)」から、最新情報を確認できます。

上記の場合、GBP/JPYはロングポジションでの利益は最も狙いやすいですが、ショートポジションでのコストも高いためリスクを考慮しなければなりません。

なお、「取引計算シミュレーター」よりスワップ計算が可能で、口座通貨をJPYにすれば計算結果が円換算されて便利です。

AXIORYの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	ドル円：0.2〜0.5pips
金融ライセンス	ベリーズ国際金融サービス委員会
設立	2011年
運営会社	Axiory Global Limited
公式サイト	AXIORY公式サイト

TitanFX

出典：https://titanfx.com/jp

TitanFXとは、銘柄数が330種類以上と豊富であり、約定力も高く超高速決済ができる点が人気の海外FX業者です。

NDD方式を採用しており取引の透明性も高く、4ヶ所のライセンスを保有しており信頼性が高いと言えるでしょう。

日本語サポートは年中無休24時間体制で、チャット・メール・電話・SNSでの問い合わせに対応しており、夜間や休日にトラブルが発生しても安心です。

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TitanFXのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	1,129円	-2,502円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-1,072円	169円
EUR/JPY (ユーロ/円)	924円	-2,052円
GBP/JPY (英ポンド/円)	1,318円	-3,127円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-566円	-633円

上記の場合、GBP/JPYはロングポジションでの利益は最も狙いやすいですが、ショートポジションでのコストも高いためリスクを考慮しなければなりません。

公式サイト「タイタンFXスワップポイントカレンダー」より、日々の情報が確認できます。

自動で円に計算された数値が表示されるため、スワップポイントから円換算する手間が省けて非常に使いやすいです。

TitanFXの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	ドル円：平均0.5pips
金融ライセンス	セーシェル金融庁 モーリシャス金融サービス委員会 バヌアツ共和国金融サービス委員会 英国領バージン諸島の金融サービス委員会
設立	2014年
運営会社	Titan FX Limited
公式サイト	TitanFX公式サイト

IS6FX

出典：https://is6.com/ja

IS6FXとは、2021年にサービスを開始した海外FX業者です。

旧法人は2016年から設立されており、グループ全体の資本金は3,600万ドルのブローカーのため、運営歴の浅さをカバーできます。

また、最大レバレッジは6,000倍で他社よりも圧倒的に高水準となっており、ボーナス・キャンペーンの豪華さも魅力的です。

MacOSやスマートフォン対応のプラットフォームも用意されているため、幅広い環境で取引できます。

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IS6FXのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	438円	-974円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-942円	254円
EUR/JPY (ユーロ/円)	47円	-899円
GBP/JPY (英ポンド/円)	430円	-1,415円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-781円	-214円

公式サイトの「Forex」より、各銘柄のスワップポイントが確認できます。

上記の場合、利益が最も狙いやすい通貨ペアはUSD/JPYのロングポジションです。

一方、最もコストがかかる通貨ペアはGBP/JPYのショートポジションのため、リスクに注意しましょう。

なお、IS6FXではサービス非提供国にイスラム共和国が含まれるため、スワップフリー口座は開設できません。

IS6FXの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大6,000倍
スプレッド	ドル円：平均0.9〜1.6pips
金融ライセンス	セントビンセント・グレナディーン金融庁
設立	2021年
運営会社	IS6 Technologies Ltd
公式サイト	IS6FX公式サイト

Land Prime

出典：https://www.land-fx.com/

Land Primeとは、2013年にサービスを開始した海外FX業者で、2023年11月末にLAND-FXから名称変更しました。

また、かつてはExnessと同様の無制限レバレッジを提供していましたが、現在は最大2,000倍です。

業界最高水準のハイレバレッジなのは変わりないため、少額の資金を大きく増やしたいトレーダーに向いています。

ボーナスは用意されていないため、まとまった資金がある方がハイレバレッジ取引を楽しめるでしょう。

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Land Primeのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	1,017円	-2,727円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-345円	-201円
EUR/JPY (ユーロ/円)	–	–
GBP/JPY (英ポンド/円)	–	–
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-305円	-283円

公式サイト「スプレッド&スワップポイント」にて、最新情報を確認できます。

しかし、公式サイトでは下記の通貨ペアしか確認できませんでした。

• EUR/USD
• GBP/USD
• USD/JPY
• EUR/GBP
• XAU/USD
• BRENT
• US100

他の通貨ペアでスワップポイントを確認したい場合は、取引ツールから探してみてください。

Land Primeの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大2,000倍
スプレッド	ドル円：平均1.98pips
金融ライセンス	不明(グループ会社では英国金融行為規制機構のライセンスあり)
設立	2013年
運営会社	Land Prime LTD.
公式サイト	Land Prime公式サイト

FBS

出典：https://jpfbs.com/

FBSとは、150カ国以上に拠点を持つ国際的ブローカーであり、2,300万人のトレーダーから支持されています。

最大レバレッジは業界最高水準の3,000倍となっており、銘柄数も550種類以上あり幅広い取引が可能です。

スプレッドは比較的広めですが、取引量に応じたキャッシュバックキャンペーンを行っているため、取引コストを実質的に下げられるでしょう。

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FBSのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	625円	-2,874円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-790円	88円
EUR/JPY (ユーロ/円)	540円	-2,626円
GBP/JPY (英ポンド/円)	760円	-3,539円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-421円	-166円

上記の場合、GBP/JPYはロングポジションでの利益を最も狙いやすいですが、ショートポジションでのコストも高いためリスクを考慮しなければなりません。

公式サイトの「スプレッドと条件」にてスワップポイントの確認ができるうえ、「FBS取引計算機」も用意されており、利益の計算が簡単にできるためぜひ活用してみましょう。

FBSの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大3,000倍
スプレッド	ドル円：平均1.2pips
金融ライセンス	ベリーズ非銀行系金融サービス
設立	2009年
運営会社	Mitsui Markets Ltd.
公式サイト	FBS公式サイト

IronFX

出典：https://www.ironfx.com/ja/

IronFXとは、2010年にサービス開始した海外FX業者で、他社と比べてスワップポイントが高い設定となっています。

分別管理が徹底されているため、資金管理の信頼性が高いブローカーです。

最大レバレッジは1,000倍で、ボーナス・キャンペーンも豊富な点が魅力だと評価されています。

口座の種類も目的に合わせて選択でき、自分のトレード手法に合わせられるでしょう。

※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。

IronFXのスワップポイント

通貨ペア	買い(ロング)	売り(ショート)
USD/JPY (ドル/円)	876円	-2,995円
EUR/USD (ユーロ/ドル)	-1,411円	146円
EUR/JPY (ユーロ/円)	705円	-2,496円
GBP/JPY (英ポンド/円)	1,050円	-3,785円
GBPUSD (英ポンド/ドル)	-714円	-576円

公式サイトの「取引商品 FX」ページ下部の「取引条件と仕様」から、通貨ペアごとのスワップポイントが確認できます。

上記の場合、GBP/JPYはロングポジションでの利益を最も狙いやすいですが、ショートポジションでのコストも高いためリスクを考慮しなければなりません。

いずれの海外FX業者でも、ロングポジションでのプラススワップが大きい通貨ペアでは、ショートポジションのマイナススワップも大きい傾向があります。

スワップポイントで利益を狙う際は、自分のリスク許容度を把握したうえで取引しましょう。

IronFXの概要

両建て	○
取引手数料	無料
レバレッジ	最大1,000倍
スプレッド	ドル円：平均1.2〜1.8pips
金融ライセンス	英国金融行為規制機構 キプロス証券取引委員会 オーストラリア証券投資委員会 南アフリカ金融セクター行動管理局
設立	2010年
運営会社	Notesco Limited
公式サイト	IronFX公式サイト

スワップフリー口座の海外FX業者おすすめ

スワップフリー口座のあるおすすめ海外FX業者を紹介します。

海外FXでは、スワップポイントを気にせずに長期保有したい人のために、スワップフリー口座を導入しているケースがあります。

なお、スワップフリー口座を導入するメリットは以下の通りです。

スワップフリーで取引したい人のために、スワップがない業者(口座)を紹介していきます。

XMTrading｜KIWAMI極口座

出典：https://www.xmtrading.com/jp/

XMTradingのKIWAMI極口座では、主要なFX通貨ペア・貴金属が完全にスワップフリーで取引できます。

スタンダード口座・マイクロ口座よりもスプレッドが狭くなっており、差は約3分の1です。

ゼロ口座と比較するとスプレッドの狭さは劣りますが、取引手数料のかからないKIWAMI極口座の方が魅力的でしょう。

対象銘柄なら口座開設後すぐに無条件でスワップフリー取引ができるため、メジャー通貨ペア・ゴールドを中長期でトレードしたい人におすすめです。

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XMTrading KIWAMI極口座のスワップフリー対象銘柄

XMTradingのKIWAMI極口座で、スワップフリー対象銘柄は以下の通りです。

Exness｜全口座タイプ

出典：https://www.exness.com/ja/

Exnessでは、全口座タイプにおいて株価指数・株式・仮想通貨がスワップフリーとなっています。

また、一定の取引量を達成すると、FX通貨ペアとゴールドもスワップフリーとなります。

Exness最大の特徴である無制限レバレッジは全口座タイプで利用可能なため、自分好みのトレードスタイルでハイレバレッジかつスワップフリー取引を楽しめるでしょう。

なお、株価指数と株式CFDまで完全スワップフリーなのはExnessのみのため、指数・株の長期トレードをしたい人にもおすすめできます。

※上記ボタンをクリックすると公式サイトに遷移します。

Exnessの優待スワップフリー対象銘柄

Exnessの優待スワップフリー対象銘柄は、以下の通りです。

FXGT｜プロ口座

出典：https://fxgt.com/ja

FXGTのプロ口座は、さまざまな取引商品を中長期トレードしたい人に向いています。

仮想通貨の取引は日数制限なしでスワップフリーを行えます。

また、FX・メタル・エネルギー・株価指数・株式では、他の口座よりも保有期間の長い最長6日間でのスワップフリーが可能です。

公式サイトの「取引」→「マーケット すべて」から、取引銘柄をプロ口座で選択するとスワップフリー日数を確認できます。

スワップフリー口座であれば、長期保有によるマイナススワップを気にしなくても良くなる点が魅力のため、選択肢の1つとして開設するのもおすすめです。

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海外FXのスワップポイントにおいて注意すべき点

海外FXのスワップポイントにおいて注意すべき点は、以下の通りです。

それぞれ解説していきます。

スワップポイントは常に一定ではなく日々変化する

スワップポイントは、常に一定ではなく日々変化しています。

なぜなら、スワップポイントは2ヶ国の通貨を売買した際の金利差を意味し、為替レートも日々変化しているためです。

また、為替レートは正確に予測できません。

前日までプラスだった通貨ペアが翌日はマイナスになる可能性も考えられます。

FX業者や通貨ペアによってスワップポイント値の設定が異なるため、公式サイトや取引ツールから日々の値動きを確認するのをおすすめします。

高金利通貨で取引する場合は、政治や経済の動きをチェック

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨で取引する場合は、政治や経済の動きもチェックしましょう。

マイナー通貨は今後の成長が期待できる一方、政治的・軍事的な影響によって経済の先行きが不透明となりやすい通貨です。

例えば、メキシコであればトランプ大統領時代に国境付近の壁建設を巡ってアメリカとの関係悪化が不安視されました。

また、トルコはシリアなどの中東に近く、難民など軍事的な問題が懸念されています。

高金利の裏にはリスクが潜んでいるため、取引の際は国際ニュースも気にしておきましょう。

レバレッジをかけすぎると損失が大きくなる可能性がある

スワップポイントで利益を狙う際に、レバレッジをかけすぎてしまうと損失も大きくなる可能性があります。

スワップポイントには、土日分をまとめた3倍デーがあるため、ハイレバレッジでマイナススワップの場合には損失も3倍となってしまいます。

FXでは、一定水準以上の損失が発生すると強制的にポジションが決済されるロスカットがあり、注意が必要です。

特に中長期でスワップポイントを積み上げたい場合は、ロスカットを避けるために低レバレッジ運用を心がけしましょう。

スワップポイントのトレード時は長い目で運用する

スワップポイントのトレード時は、長い目で運用する余裕が必要です。

スワップポイントはプラスであれば、ポジションを保有した日数分加算されるため、長期運用が基本です。

多少の含み損を気にして決済を繰り返していては、スワップポイントを狙う取引として無意味だと言えます。

しかし、様子を見すぎてマイナスとなってしまわないよう、決済タイミングを見極める必要はあります。

一喜一憂する場合はリスク許容度が見合っていない可能性も考えられるため、別の取引スタイルを検討するのもありでしょう。

国内業者でプラスの通貨ペアが、海外FX業者ではマイナススワップとなっているケースがある

国内業者ではプラススワップの通貨ペアが、海外FX業者だとマイナススワップとなっているケースがあります。

海外FX業者と異なり、国内業者のスワップポイントは原則固定がほとんどで、通貨ペアによっては固定の対象外です。

そのため、国内FXで取引経験のあるトレーダーは海外FXでも同じ感覚で取引するのはやや危険です。

プラススワップの通貨ペアは数が限られるため、どの業者・どの通貨ペアで取引したいかを事前にリサーチしておきましょう。

海外FXのスワップポイントに関してよくある質問

海外FXのスワップポイントに関してよくある質問を紹介していきます。

海外FXのスワップポイントだけで生活することはできる？

スワップポイントだけで生活することはできますが、それだけの利益を稼ぐには非常に多くの資金が必要となります。

海外FXではスワップポイントのみを出金できる業者がないため、スワップポイントを生活費として出金するには一度ポジションを決済する必要があり、その際は為替差益も無視できません。

十分な計算のうえリスク・資金管理が必須となっており、何も考えずに取引すれば簡単に稼げるわけではないため注意しましょう。

海外FXではスワップポイントの両建て(サヤ取り)ができる？

海外FXでは、スワップポイントの両建てができるかどうかは業者によって異なります。

本記事で紹介している海外FX業者における、スワップポイントの両建てについて以下の表にまとめました。

基本的にどの海外FX業者でも、同一口座での両建ては可能です。

ExnessとAXIORYでは、複数口座・複数業者でも禁止していないため、両建てするのであればこの2社がおすすめできます。

TitanFX・FBS・IronFXの場合、複数口座での両建てを禁止していませんが、ゼロカット対象外や口座に制限があるため注意しましょう。

海外FXスワップポイントおすすめ業者まとめ

この記事では「海外FXスワップポイントおすすめ業者や、計算方法、両建て」などについてお伝えしてきました。

FXではレバレッジを効かせると、少ない必要証拠金でもスワップポイントを効率的に獲得可能です。

スワップポイントは各社で設定が異なるため、業者選びの際には各国の金利差だけでなく、スワップポイントも確認しておきましょう。

なお、スワップポイントを含めた日本人トレーダーに人気の海外FX業者については、海外FXおすすめランキングにて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。